ノイズの分類と近年の電子基板のノイズ障害の傾向

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ノイズの分類と近年の電子基板のノイズ障害の傾向

若手品質解析担当の中嶌です。
今回は、ノイズの分類と近年の電子基板のノイズ障害の傾向についてお話したいと思います。

近年、携帯電話やPCなど私たちの身の回りで使われる電子機器が増えたことで、
電磁波(ノイズ)の障害が問題となっています。

ノイズは大きく分けて、①自然ノイズ②人工ノイズに分類されます。

【①自然ノイズ】は雷や静電気等です。
【②人工ノイズ】は電子機器が使われるようになってから発生するノイズのことです。
PCや携帯電話などのデジタル回路から発生するノイズなので人工ノイズと呼ばれます。

これらのノイズは様々な電子機器に障害を与えます。
その為、ユーザーが電子機器を安心して使うことができるように、
電子機器から発生するノイズを一定値以下に抑制したり、
一定レベルのノイズが加わっても電子機器が正常に動作することが
国際的なルールとなっていて、ノイズ規制と呼ばれています。

ノイズ規制では、以下の2つについて定められています。

1.ノイズを発生する側:エミッション(emission)
2.ノイズの被害を受ける側:イミュニティ(immunity)
先ほどの【①自然ノイズ】、【②人工ノイズ】についてこれらの耐性、あるいは規制があります。

自然ノイズに対しては、電子機器はイミュニティが求められますし、
人工ノイズに対しては、電子機器はエミッション、イミュニティの双方を考えることが必要です。
一般に電子機器は①高密度、②性能向上、③省電力化するとノイズ障害が増加するといわれます。
いかにその原因を示します。

①高密度化
原因:加害者(エミッション)と被害者(イミュニティ)の間の距離が縮まる。

②性能向上
原因:回路の動作周波数が高くなり、高周波のノイズが発生する。

③省電力化
原因:低電圧で動作するため、エネルギーの小さなノイズであってもノイズの影響を受けやすくなる。
最後に、今回はノイズの種類と近年のノイズ障害の傾向について解説しました。
一言で、ノイズといってもいろんな種類がありますし、その種類に応じた対策が必要となるので、まず今回は概要についてお話しました。

ではまた次回!

 


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