時代が多様化してきているので、難しいです。。。
人的資本について説明しますね。
現代の日本は資本主義です。
という事はですよ。
を理解しておく必要があります。
資本主義社会で生きていくからには、所有している資本を市場などに投資して利益を得る方法しか、他に道はありません。
ここで言う資本とは、人的資本や金融資本のことです。
■人的資本とは

働き始めたばかりの若い時には、お金持ちの子供でもない限り、金融資本を潤沢に持っていないはず。
ですので、自分の人的資本である労働力を市場に投資して、給料というリターンを得ることになります。
労働力である人的資本は、知識や経験、技術や技能、資格などによって、一人ひとりが得るリターンの量が変わります。
大きな人的資本を持っている人はたくさん稼げますし、少ない人的資本しか持っていない人は貧しい暮らしで我慢するか、労働力を多く市場に投入する、すなわち多くの時間働くしか方法がありません。
さて、給料から家賃や食費、光熱費などの生活経費を支払って、残ったお金が貯蓄になります。
この貯蓄したお金を資本金として市場に投資すれば、お金を増やす事が出来ます。
誰でも知っている事実です。
けれども、多くの人はまとまったお金がないと投資にならないと考えてしまいます。
そうではありません。
ここで意識を変える必要があります。
■投資とリターン

銀行に貯金していても、投資なのです。
貯金とは、自宅に置いておくなど、所謂タンス貯金でなければ、投資になります。
なぜ投資になるのか?
それは「市場に投入してリターンを得ている」からです。
銀行への貯金は元本の保証がされていますので、リスクが低い代わりにリターンの低い投資なのです。
雀の涙ほどの利息が貰えます。
これに満足できない場合は、リスクを取る必要があります。
株式などに投資する事です。
株式は、高い配当を貰う事ができますが、元本が保証されていないので、場合によっては紙くずになるリスクがあります。
ハイリスク・ハイリターンな投資というわけです。
私たちは、人的資本を労働市場に投資したり、金融資本を金融市場や不動産市場に投資したりして、生きていくための糧を得ているのです。
■人的資本の最大化

終身雇用制度が当たり前だった時代・・・。
働けるうちは健康的な問題や刑法上の問題の無い限り、職を失う事がありませんでした。
ですので、
というのが一般的な常識でした。
しかし現在は終身雇用制度が崩壊し、前回の記事や動画でも説明したように、大手企業で働いていても、公務員でも安定していないのが現状です。
※前回の記事はコチラ
派遣切りや新卒者の内定取り消しが相次いでいます。失業者が増え、どこを見ても暗い話題しかありません。一日中、「不景気だ」と大声をあげてみても、景気が良くなるわけではありません。。 本当は。。。[…]
頼みの綱の年金制度も崩壊しつつあります。
これまでのように、人的資本論として常識とされてきた法則である、
という戦略が通用しにくくなってきているのです。
ですので現代では、他に人的資本を高くする方法として、
・コミュニケーション力や速読術
・プログラミングやWebデザインなどのスキル
・もろもろの自己啓発術
により人的資本を高めて、より多くの収入を得ようとする戦略に切り替わっています。
さて、私たちは金融資本による収入が充分に得られるようになるまでは、常に人的資本を最大化するような選択をしていかなければなりません。
金融市場への投資は、結果である価値そのものが金額の増減によって一元的に決定されるからです。
金融市場への投資の失敗は、即 金融資本の減少に繋がり、生きていくための糧を減らす事に繋がるからです。
ところが人的資本は少し違います。
お金は生まないけれども楽しい仕事
という事があるからです。
人的資本の場合、単に多くのお金を稼ぐという事で結果が決まるのではなく、その人にとっての満足度や、充実度を大きくすることも大きな判断材料の一つになるからです。
このような選択の結果、サラリーマンとして出世を目指す人や、脱サラして起業する人が出てきます。
どちらが良いとか、正しいとかはありません。
どちらも、人的資本とリスクを取って大きなリターンを得ようとしている事は同じだからです。
■サラリーマンという働き方

人的資本を投資してリターンを得ているという点では、サラリーマンも立派な企業家です。
この点においては自営業者と変わりません。
自営業者の場合、
1.フリーランスなどの個人事業主として働くのか
2.会社などの法人を立てて働くのか
大きく分けると2通りの方法があります。
そもそも会社とは、個人がバラバラに働くよりも、速く大きな規模でリターンを得る為に、効率的な仕組みとして考え出されたものです。
そして会社は、社会の中で大きな役割と責任を得るため、法律上の人格である法人格が与えられています。
この法人格のメリットがあまりにも大きく、サラリーマンは搾取されるしかない、という事について
次回以降の記事や動画で説明していく事とします。
他にも、サラリーマンと自営業者の決定的な違いを説明して今回の説明を終わりたいと思います。
サラリーマンと自営業者の決定的な違いは、
という点です。
具体的には、会計や税務、ファイナンス関係は、全て会社にアウトソーシングしていると言えるでしょう。
■フィナンシャルリテラシー

サラリーマンが何を会社にアウトソーシングしているのか?
それは・・・
1.会計
2.税務
3.ファイナンス
の3つです。
ここでいう会計は、収支や資産を管理する機能のことです。
税務は、所得税や消費税などの国家に納税する経済活動になります。
ファイナンスは、資金の流れであるキャッシュフローを把握し、市場から効果的に資金を調達する為の経済活動になります。
これらは自営業者にとっては、まさに生きるか死ぬかを分けるほど重要な項目になります。
しかし、サラリーマンは源泉徴収と年末調整によって税務申告を会社にアウトソーシングしているので、手取り収入の範囲で生活しているだけなら会計も税務も必要ありません。
唯一、住宅ローンなどがサラリーマンにとってのファイナンスの一種になりますが、家賃と大きくかけ離れない金額を支払っている人が大半だと思いますので、自営業者のファイナンスとは実質的な意味が異なります。
つまりサラリーマンとは、良い言い方をすれば、
企業家としてのコア部分を会社にアウトソーシングする事によって、自らの専門分野に特化した人たち
という事になります。
脱サラが失敗しやすいのも頷けます。
経営学において、先ほどの会計や税務、ファイナンスなどは、「フィナンシャルリテラシー」と呼ばれます。
このフィナンシャルリテラシーが欠落した状態で、脱サラという荒波に乗り出すわけです。
言ってみれば、コンパスも海図も無い状態で船出をしているようなものです。
現代社会は荒波ですので、
「高い利息でお金を借りて」
「財務状況も把握できず」
「余分な税金を払っていれば」
あっという間に船が難破してしまうのも当然でしょう。
■まとめ

簡単にまとめておきましょう。
② サラリーマンも自営業者も、人的資本を市場に投資している点では同じである。
③ フィナンシャルリテラシーを学ばないと現代の荒波は乗り切れない可能性が高い。
以上3点でした。
副業したり脱サラして、ジョブ型雇用やフリーランス、自営業者などを考えている方は居ますでしょうか?
今現在でなくとも構いません。
「いつかは俺も!私も!」
という気持ちが少しでもある人は、前回と今回、また次回以降に説明する記事や動画が参考になると思います。
今のうちに理解しにくいところは何度も見返すなどして、きちんと消化しておいてください。
それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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