何をやってても、貴方がどんな仕事や趣味をしていても。

何かしらの改善をする事で、その事はより良くなっていきます。

 

好きな事であれば、少ない努力でより早く良くなっていく事でしょう。

しかし改善を行う際、注意しておかなければならない事があります。

 

今回は、改善する時に必要な5つのポイントを説明します。

 

 

 

中の人
改善に必要な5つのポイントと、単価で買うとコストダウンにならない!
という話を動画にしてあります。
どちらも改善を行う上で必要なことを話しました。
暇なときに観てみて下さい。

 

 

改善を行うにはテクニックよりも、まずは心得が重要です。

また、コストダウンの間違いとして、よくある事例を(こちらは動画のみ)紹介します。

 

実は、『如何に安い単価で購入するか!?』はコストダウンとは言えないのです。

これが危険な行為だと言うことを知って貰いたくて動画にしました。

 

 

 

 

 

 


間違ったコストダウン(おまけ)


今回は、趣向を逆にして「いきなり」おまけから話します。

普通は「おまけ」は最後ですよねw

 

 

おまけの、コストダウンの話です。

4~5分と短めの動画になっていますので、休憩時間などにでも観てみて下さい。

 

如何に安い単価で物品を購入したとしても、

使い切るまでは在庫としてコストが かかります。

 

適正在庫は必要ですが、これが購買部門にはイマイチよく分かっていません。

 

これを無くす為の『劇薬』は。。。

購買部門を独立採算制にする!

 

 

意外と面白いと思います。

大手企業では、組織運営上むずかしいかもしれませんが中小企業ならできるはず。

 

中小企業のようにトップダウンで意思決定ができる会社ほど

大手企業には無い、独創的な経営が必要だと私は思います。

 

でも、なんでなのでしょうね。。。

中小企業ほど大手企業のマネをしたがります。

大手企業のマネをしても、中小企業が勝てるはず無いのですけどね。

 

大手企業への憧れなのでしょうか…?

僕なら独自の方法に挑戦しますけどね。

 

 

話を戻します。

購買部門は、例えばコンビニや商店だと思って下さい。

すなわち、仕入れた物品を現場へ販売(払い出し)するのです。

 

そうすれば、自分達が如何に単価重視で仕入れているか分かると思います。

売り切るまでの、在庫がコストだ!

という事も、よく理解できると思います。

 

やってみよう!

という中小企業の社長や経営陣の方、この記事を読んで挑戦したら・・・。

ご一報くださいw

(結果を取材させて下さい)

 

 

 

 

 

改善する時に必要な大切なこと5選

 

ぜんぜん関係ない話ですが、私は「気」よりも「氣」の字の方が好きです。

↑いきなり変な話でスミマセン。少しお付き合いください。

 

前者の「気」は、一般的に使用される文字です。

後者の「氣」は特殊文字といえるでしょう。

 

後者の「氣」は中に『米』という字が使われています。

これは、四方八方に広がる様子を現しているそうです。

 

心構えなどの話をする時には、私は後者の文字が適切であると考えています。

 

その人の中に四方八方に広がっていく事で、本当に使えるノウハウになると思います。

それに、その人を起点に周囲の人々が、そのノウハウを享受できると思っているからです。

 

話を戻します。

 

 

固定観念を捨てる

これがかなり厄介な話になります。

自分では気づかないうちに「観念」が固定されているからです。

 

固定されていない観念は、自由に変更することができますから「頭がやわらかい」ということにもなります。

観念はあってもいいものなのですが、固定されていることが問題なのです。

 

例を出しましょう。

例えば何かの不良を改善したいとして、「ヒーターの温度を変更してみよう!」としたとします。

 

この時に行いがちなのが、自社で規定されているヒーター設定温度範囲(○○℃±△℃)でしか調整を行わないということがよくあります。

この時点で、自社の規定範囲のみに観念が固定されているわけです。

 

不良を改善する時は、どこに答え(真因)があるかわかりません。

規定された設定範囲以上に検証を行わなければ満足する結果は得られないかもしれません。

 

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すぐにやる!

これは私も書いていて、自分の心にグサグサと突き刺さる言葉です。

※ブーメランで血だらけです。

 

何事もスグにやらないと意味がありません。

 

皆さんも私生活でよく経験している事だと思います。

後でやろう・・・。 いつかやろう・・・。

 

これは言い換えると、、、

「今はやりたくない」

ということなのです。

 

結果を良くする事を考えて、行動が遅くなることは誰にでもあります。

しかし結果を出す人は、違います。

 

スグにやれる事はスグにやってしまうのです。

そして、その方が結果が出るのです。

 

その理由は

やってみて初めてわかることがある

これです。

 

簡単な検証を、たくさん網羅した計画表を作るよりも

簡単な検証であれば、スグにやってしまいましょう。

結果も早く出ます。

 

 

 

お金に逃げない、知恵をしぼる

私はいろいろな会社に行って、技術的な指導や不良の改善などを行います。

すると、次のような場面に多く出会う機会があります。

 

どうも、知恵を絞ることに不慣れな人が多いようです。

工場内の製品不良の改善を行いたくて、コンサル契約する会社さんがあります。

不良という、ロスコストを少しでも軽減するためです。

 

これまでの経緯を聞いた時、多くの方がこう答えます。

「いやあ、もっと作業者がいれば、それもできるんですけどもねぇ…」

「あ~、もっと設備があれば簡単にできるんですけどもねぇ…」

 

うん、何の言い訳でしょうか。

これを言っても始まらないのです。

 

今いる作業員の数、今ある設備、今ある環境、今使用できる時間、今使用できるお金・・・etc。

これらが「今」配られたカードなのです。

 

カードゲームで言えば、配られたカードを元に勝負をするしかないのです。

「あ~、今スペードのエースがあったらなぁ・・・」

 

こんな事を言っても、配られたカードが違うのです。

♠Aが無くても、それで勝てる方法を探すしかないのです。

 

もっと知恵を絞りましょう。

そうすれば、いろいろな改善案(工夫など)が出てくると思います。

 

 

 

 

なぜ?を繰り返す

これはよく聞く言葉ですので、今更説明は必要ないと思います。

なぜを繰り返して真因を見つけるまで考えよう!

ということですね。

 

なぜなぜを繰り返す、良い方法の1つとして

ブレインダンプがあります。

 

私も実際に、よくやります。

ブレインダンプのやり方とコツは、こちらの記事にまとめてますので

参考にしてみてください。

参考になる記事

 仕事中に頭の中がゴチャゴチャしてしまいます。どうすれば良いですか?中の人それならブレインダンプをするのがお勧めですよ。  頭の中がモ[…]

 

 

 

 

まとめ

私は「完璧」という言葉が嫌いです。

完璧という言葉には、それ以上が無いからです。

 

技術の分野だけではなく、どのような世界にも共通して言えることだと思いますが

完璧を目指すということは当たり前です。

しかし完璧だと思ってしまった瞬間から、成長はありません。

 

「もっと良くしよう。」

この発想が、改善だけではなく、技術水準を高めるキーワードです。

 

これは非常に難しいことです。

完璧を目指しているのに、永遠に完璧は来ないからです。

 

1つ質問をします。

「不良が出ていない製品の品質について常に考えていますか?」

「いま問題が無いことについて、より良くしようと考えていますか?」

 

不良が無くなって終わりではないのです。

不良が無くなってからが本当の改善活動が始まるのです。

 

問題が無いことが終わりではないのです。

問題が無いからこそ、改善が始まるのです。

 

「完璧」と思わずに常により良くする方法を考えていきましょう。

 

 

 

【おまけのおまけ】

だいたい8~10分くらいの動画になっています。

 

最後まで読んで頂いて有難うございます!

 

 

 

 

 

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