実は、味を豊かに感じられるほど幸福感が大きくなります

 

人間の味覚と幸福感に一体何の関係があるのでしょうか?

気になりますよね。

 

それには、そもそも味覚って何?ということと

肝臓の解毒作用について理解しておく必要があります。

 

 

今回の記事では、味覚と肝臓の解毒作用について。

次回の記事では、味覚とストレス耐性についてお話したいと思います。

 

※前半部分の説明を、動画で聞き流したい人はコチラからどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■味覚について

 

人間の舌は

1.甘味

2.塩味

3.酸味

4.苦味

5.旨味

 

の5種類を感じます。

 

 

基本的に生物は、身体に良いものや必要なものを旨い!と感じて

毒物や身体に害のあるものを不味い!と感じるように進化してきました。

 

 

砂糖と塩は、生物にとって必要不可欠なものです。

ですので生物の多くは、甘いものや塩辛いものを欲しがるのです。

 

人間が、甘味と塩味の効いた食べ物を、誰もが旨いと言って食べ続ける理由です。

 

 

 

逆に腐っているものの多くは、酸っぱい味がします。

そして、多くの毒物は苦い味や辛い味がします。

 

 

 

だから、酸味や苦味・辛味を苦手とする人が多いのです

 

もともと腐ったものや毒物なので当然ですね。

 

 

 

味覚の中で最後に発見されたのが旨味

旨味は直接的な味は感じにくいと思われがちですが、動物の生存に必要なアミノ酸が豊富に含まれていることを意味する味ですので、旨いと感じるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

■肝臓の解毒作用

人間は、肝臓で毒物を分解する能力が非常に高い生き物です。

人間は、他の生物にとっては有害な毒物を食べても平気なことが多い生き物です。

 

 

猫が玉ねぎを食べると死んでしまう等の話は有名ですよね。

でも人間は、玉ねぎをバクバク食べても大丈夫です。

 

昆虫が即死するような煙草の煙も、人間は平気で吸っていますしねぇ

 

 

そもそも自然界の植物は、動物に食べられないように何かの毒性を持ったりするように進化してきたわけです。

ところが人間は、そういった毒を無効化する能力により植物が長年かけて進化してきた能力を凌駕してしまったのです。

 

ましてや野菜は体に良いといって、たくさん食べるように教育することもあります。

 

 

 

このように人間は、なんでも食べられる能力を獲得した結果、本来動物が嫌うはずの酸っぱいものや苦いものを、美味しいと感じるバグを獲得しました。

このバグを獲得したのは、人間の脳です。

 

 

酸っぱくても苦くても、これは解毒できるから少量の毒なら平気、食べられる、と人間の脳が学習して進化してきたのです。

 

だから人間は、朝からコーヒーを飲んだり、ピーマンを食べたりといった苦味のあるものを食べても平気なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

■子供がピーマン嫌いな理由

小さい子供がピーマンや唐辛子が嫌い、という話はよく聞きます。

それもそのはずで、ピーマンは本来食べられない植物だったのです。

 

 

ピーマンや唐辛子は、他の動物に食べられないようにアルカロイド系の物質を貯めこんでいます。

そして子供というのは、肝臓が未発達で解毒能力が弱い状態です。

 

 

赤ちゃんの頃は母親から授乳して育ちますので、母親が体内で解毒した後の身体に良いものしか栄養として取っていません。

身体が未発達な子供のころは、毒物の分解能力が低いので、特にアルカロイド系が含まれた食べ物は避けようとするのです。

 

 

大人になってからピーマンが食べられるようになった、なんて話はよく聞く話ですよね

 

 

 

とはいえ、最近スーパーで売っているピーマンは、品種改良が進んで、毒性なんてものは殆どありません。

現代では食品の品質基準が非常に高いので、毒性が残っていたら市販されません。

 

だから子供にピーマンを食べさせても大丈夫です。

 

 

苦味があるものを少量ずつ与えることで、脳が学習して食べられるようになります。

 

子供にとっては苦味のある食べ物を避けることは自然な反応なのですが、子供にとって食べたら害のあるものは現代社会にはありませんので、むしろ脳の学習のために食べさせた方が良いと思います。

 

 

※記事の後半部分の動画はコチラ。何か作業しながら聞き流したい人はドウゾ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■肝臓による解毒と栄養の独占

実は、多くの草食獣は苦味のある植物を食べません。

多くの草食獣といったのは例外があるからです。

 

とはいえ、人間のように多くの毒物を無効化するわけではないので、特定の毒物を無効化する特別な身体に進化した、といった方がよいでしょう。

 

 

このように進化した動物は、ある特典を得ることができます。

それは他の生き物と、餌が競合しないことです。

 

 

 

 

 

例えばコアラは、ユーカリの葉しか食べません。

他の動物はユーカリの葉を食べないからです。

 

 

コアラは他の動物が食べないユーカリの葉だけを食べられる特異体質になることで、他の動物と餌を取り合うことを回避しています。

 

コアラは少量の毒と引き換えに、ユーカリの栄養を独占しているのです。

 

 

とはいえコアラは、ユーカリを食べられる代わりに、毒の無い普通の植物は食べられないといった不便な体質になってしまいました。

人間のように、毒が有ろうが無かろうが、どちらも平気で食べられるという便利な身体を持っている生き物は少ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

■肝臓の解毒効果と必要カロリー

肝臓の解毒効果が強い傾向は、大型の肉食獣に多く見られます。

逆に馬や牛などの草食獣の方が、肝臓の解毒効果が弱い傾向にあります。

 

ハイエナなどの肉食獣は、腐った肉を平気で食べることができますので、解毒効果が高いということと、腐って酸っぱいものに味覚が適応しているといえます。

 

 

 

解毒効果が高いことばかりが良いことのように思えますが、そうとも言い切れません。

 

解毒効果が高いということは、肝臓で多くの化学反応を起こし解毒しているということになります。

ですので、肝臓が消費するエネルギーが非常に大きいと言えます。

 

 

ということは、そのためのエネルギーをどこからか調達してくる必要があります。

肉から得られるカロリーは非常に大きいので、解毒に使用できるエネルギーとして余裕が生まれやすい食べ物です。

 

草食獣のように草ばかり食べていたら、カロリーが非常に少ないので、解毒にまわせるエネルギーに余裕がなくなります。

 

 

だから肉食獣の方が、草食獣に比べて肝臓が大きいわけです。

肝臓が大きいので解毒効果が高くなり、腐った食べ物でも食べられるようになったのです。

 

 

 

人間も身体の割に肝臓が大きい生物です。

もしかすると人間は、もともと肉食だったのかもしれません。

 

つまり木の上で果物を食べていたわけではなく、もともとは肉食獣で、それが雑食化したのかもしれませんね。

 

 

最近、宅飲みが増えた方も多いと思いますので、肝臓を労わってみては如何でしょうか?

悪酔いもしないし、私は愛用しています。


 

 

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それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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