これまで味覚の話と、偏食のデメリット、ストレス耐性についてお話してきました。

まだ、そちらの記事を読んでいない方は、過去記事を読んで頂けると理解が深まると思いますので、読んでから戻ってきてください。

 

リンクを貼っておきます。

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今回は味覚と化学調味料の話です。

結論を先に言ってしまいます。

 

天然素材の食事を心がけて、化学調味料を味のブースト材として使いましょう

 

どういうことか、これから詳しく説明していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

■味覚と天然素材について

まず、大前提の話になりますが、どうせ食べるなら天然素材の食事に心がけた方が良いでしょう。

 

サプリメントのように、ある成分だけが過剰に入っている状態と違い、天然素材の食事の方があらゆる成分が入っているため、舌が感じる味覚に幅があります。

 

 

味覚に幅があるということは……、

・多くの種類を感じる能力

・多くの種類を受け取る能力

が高くなりやすいということに繋がります。

 

 

味の種類が豊富なので、味に深みを感じることができ、美味しく感じられるでしょう。

当然、味には個人的な好みがありますが、味の種類が多い方が美味しいと感じやすいのです。

 

そして、この美味しいという感覚が非常に重要なのです。

 

 

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前回の記事でも述べましたが、食事はストレスを解消する大きなチャンスです。

 

 

このチャンスの際に、

A:何を食べても美味い、美味いと幸せを感じられる人

B:嫌いなものを探して避けるという、ストレスを食事中に受ける人

人生において、どちらが幸せな生き方かは一目瞭然だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

■化学調味料MSGについて

旨味成分が入っていることで有名になったMSGの味の素。

 

確かに旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムは入っています。

旨味成分そのものもが入っているのですから、美味しいと感じやすいわけです。

 

 

しかし、天然素材である昆布と鰹節を使った出汁と比較すると、明らかに異なる部分があります。

 

それは旨味成分以外の物質量と種類です。

天然素材から取った出汁には、お湯に溶けている成分の種類が多いわけです。

 

誤解がないように言っておきますが、化学調味料であっても主成分自体の量や質は、決して天然素材に劣っていません。

 

 

重要なのは、その他の成分です。

天然素材に含まれている、その他の成分は、有っても無くても健康的にも栄養摂取にも、大きな影響があるわけではありません。

もしくは、そのような影響が有るのか無いのかも、現代の科学ではまだ分かっていません。

 

 

しかし味覚を育てるという観点でお話するのなら、有っても無くても良いような雑味を多く存在した方が、ストレス耐性を高くするためにも良いと言えます。

 

多くの種類の味を舌が感じているということが、直接的に何か良いことがあるかどうか、現代の科学では分かっていませんが、長期的に考えた場合、経験値として何かしらの差が出る可能性はあると思います。

 

 

「あの人はグルメだねぇ」

とか。

 

「あの人の味覚は鋭い」

とか。

 

「あの人の紹介する店に外れはない」

などと一目置かれる存在になれるかもしれませんね。

 

 

 

<参考書籍>

「食の科学」分野で活躍中の大学研究者やメーカー研究者から取材した、「おいしさ」を感じるとは、また「おいしさ」を作るとはどういうことか、「食」分野での研究の最前線を、わかりやすく紹介した本です。

 


 

 

 

 

 

 

 

■化学調味料の正しい使い方(私見)

化学調味料を正しく使うのであれば、手間はかかると覚えておいてください。

 

もともと、料理をもっと楽に、手間をかけずに出来るように使っている化学調味料です。

しかし、この考えを改めた方が良いです。

 

 

じゃあ、どうすればよいのか?

例えば、ちゃんと出汁を取ったものに、少し化学調味料を加えるようにしてください。

 

 

分かりやすい言い方をするなら、旨味をブーストするのです。

 

天然素材の補強材として化学調味料を使うのです

 

そうすると天然素材の味が倍増して、すごく美味しくなります。

 

 

天然物がすべてだ!

オーガニックだ!

と、やたら天然ものに拘る人もいますが、私が重要だと考えているのはバランスです。

 

 

天然素材だけの食事は、一般に薄口になりがちです。

薄口だから健康に良い、と思われる人も多いかと思いますが、これもバランスが大事です。

 

いくら天然素材に拘った食事をしている、といったところで毎日同じメニューを食べ続けていれば、栄養は偏るわけです。

 

栄養が偏っているのであれば、足りない栄養素があるということになりますので、それは健康とは言えないでしょう。

 

 

ですので、化学調味料を天然素材の補強材として使用するのが、良い方法かと思います。

 

これは逆の言い方をしても構いません。

化学調味料を主体とした食事の補強材、つまり雑味成分を加える役目として天然素材を加える、この考え方でも良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

■栄養はバランスが大事

食事の量も、食べるものの種類も、バランスが重要だと私は考えています。

ですから、化学と天然との、どちらにも偏らない考え方が重要です。

 

どちらもうまく組み合わせて、自分が一番おいしいと感じるものを食べて、幸せを感じるのが最高だと思います。

 

その意味ではサプリメント剤を多くとるような生活も注意が必要です。

ビタミン剤とプロテインだけの生活は、味覚の刺激がどんどん減っていきます。

体は運動しているから健康かもしれませんが、味覚情報の不足で脳や精神が弱っていきます

 

 

何かに拘ることも重要ですが、あまりにも拘りが強い場合、一方向に偏るということに繋がります。

これが栄養だった場合、偏っているわけですから、足りない栄養素は別のところから補給しないといけなくなるわけです。

 

やはりバランスが大事なのです。

 

 

情報が多くなったので、少しまとめます。

・味覚情報が多いほど、人は美味しいと感じます

・美味しいと感じやすいほど、食事から得られる幸福感が高くなります

・逆に好き嫌いが多く、偏食であるほど食事に興味がなくなります

 

食事から得られる幸福感や、ストレス解消効果は大きいので、それを感じにくい人はストレス耐性が低い傾向にあります。

 

天然素材に多く含まれている雑味のような情報量は、健康や栄養面ではよく分かっていないが、味覚情報を増やす意味では重要といえます。

 

化学調味料と天然素材をバランスよく使用して、味覚情報を増やした方が人生豊かになります。

 

このようなお話でした。

 

 

一言で言ってしまえば、人間は情報量が多い方が好きだ、ということです。

 

情報量が多い方が美味しいわけですので、カレーの沼は深いのです。

これ、共感できる人はコメントください。

 

 

 

 

 

 

 

■まとめ

味覚が感じる豊かさは、味の種類である。

天然素材だけが良いわけではなく、化学調味料だけが悪いわけではない。

重要なのはバランスです。

 

 

もし今回の記事が面白いと感じていただけたら、ぜひ他の記事も読んでみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

最後に再度参考書籍のリンクを貼っておきます。

「食の科学」分野で活躍中の大学研究者やメーカー研究者から取材した、「おいしさ」を感じるとは、また「おいしさ」を作るとはどういうことか、「食」分野での研究の最前線を、わかりやすく紹介した本です。


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