無料が良いと信じています!
無料のデメリットなんて無いのでは?

 

中の人
無料で受け取っているデメリットは数多く存在します
今回は無料で得るデメリットを説明しますね。

 

 

無料が良いと信じている。

無料で損している事を理解していない。

今回は無料で損している事について解説していきます。

 

無料が良いとか悪いとか、正しいとか間違っているのではなく、無料と有料を使い分けする為に、知っておいて欲しい事を説明していきます。

この記事を読み終えた後は、上手に無料と有料の使い分けができている事でしょう。

 

 

それでは早速いってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

■無料のデメリット

世の中には無料のコンテンツや、無料のサービスが多数存在しています。

それは既に、生活の一部になっているかもしれません。

 

ですが、無料サービスの多くは、私たちの可処分時間を奪い合う競争をしています。

可処分時間を多く使ってもらえれば、最終的にお金になる事が分かっているからです。

 

さてここで、世の中は相対性で成り立っているという話を少しさせてください。

相対性とは、他の何かと関係がある、という性質です。

 

相対性と聞くとアインシュタインの相対性理論を思い浮かべる人も多いでしょうが、もともとはガリレオの相対性原理という運動についての理論が始まりです。

 

そして、アインシュタインやガリレオは、今回の話に全く関係ないので、完全に無視して話を進めます。

 

なら、そんな話するなよ。

と聞こえてきましたが、ちょっと言ってみたかっただけなので勘弁してください。

 

 

ここで言いたいのは、無料というサービスやコンテンツにも相対性がある、という事です。

 

無料に相対しているのは、もちろん有料です。

しかしここでは、そうではなく無料のサービスを受けている私たちにフォーカスして考えてみましょう。

 

 

例えば有料の場合、私たちはお金を支払っていますよね。

その事自体はデメリット、つまり損をしています。

 

しかし、お金を支払う事で得られるメリットとしては、無料よりも有益な情報やサービスを受けられる、という事実です。

有料は理解しやすいですよね。

 

では無料の場合はどうなのか?

無料の場合のメリットは、もちろんお金を支払う必要が無いという事です。

 

では、受け取っているデメリットは何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

■YouTubeの広告

YouTubeは無料の動画サービスなので、お金を払う必要はありません。

 

ここで一度、YouTube側で考えてみましょう。

 

完全に無料のコンテンツだとしたら、企業として成り立ちません。

どこかでマネタイズしているはずです。

 

YouTubeは広告収入で収益をあげています。

これも皆さんご存じかと思います。

 

ですので、YouTube動画の多くは6秒程度の広告が入りますよね。

YouTubeの規約で10分以上の動画には広告が多く入れられるとか、次の広告まで2分以上の時間が必要だとか、いろいろな規約があります。

 

YouTubeは毎分500時間の動画がアップロードされている、すごいサービスです。

2020年最新調べによると、1人の視聴者がYouTube動画に費やす1日の平均時間は、11分24秒とされています。

 

これは視聴時間の平均なので、次に視聴する平均動画数をみてみましょう。

1日の平均動画視聴本数は、6.5個です。

 

 

さて、ここで考えてみましょう。

動画を視聴した際、動画の最初に公告が入るパターンは、とても多いですよね。

 

動画の最初に公告が入るとして、平均の6.5個の動画を毎日視聴しているとします。

動画には長いものも短いものもあるでしょうが、平均値である11分24秒は超えないとしましょう。

 

計算方法は省きますが、1日あたり6から7個の広告を観る事になります。

1つの広告が6秒です。

ですが、最近は2連続の広告が流れるパターンが多いのも事実です。

 

 

仮に2連続の広告が流れたとして計算すると、

1カ月で36分から42分の広告を観ている

事になります。

 

もちろん1日に、平均以上の動画本数を観るヘビーユーザーは、1カ月で1時間程度の広告を観ている計算になるかもしれません。

 

YouTubeにおいて、広告表示を無くすサービスとしてYouTubeプレミアムというものがあります。

月額1000円程度のサービスです。

広告を無くす他に、オフライン再生も可能です。

 

ご自分が1時間で生み出せる価値と比較して、無料でサービスを受ける方が得なのか、有料にした方が得なのかを、考える事がとても重要です。

 

 

広告などの無駄にしている累計時間と、ご自分の時給と比較して、

無料と有料のどちらが自分にとって得なのか?

一度考えてみるのも大事な事だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

■広告型ニュースアプリやサイト

ニュースサイトやニュースアプリには、広告型と課金型の2種類があります。

 

私は課金型のニュースを選択しています。

News Picksなどのニュースアプリです。

 

その理由は、自分で観たいニュースを選べるからです。

逆に広告型のニュースアプリやサイトでは、観たいニュースだけを選ぶことはできません。

 

広告で収益をあげている為、どうしても一般的な関心が高い芸能ゴシップなどの記事が多くなります。

芸能ゴシップ自体の良い悪いは言いませんが、少なくとも芸能ゴシップは私の生活やビジネスにとって、何の価値もありません。

どうでもいい情報です。

 

でも、

「転売目的でマスクを買い占めた転売ヤーの末路がヤバかった」

などの見出しを観てしまったら、どうしても記事を読んでみたくなります。

 

 

広告型のニュースは、人々がどうしてもその行動を取ってしまいたくなる、心理的な仕掛けが施されていますので、抗う事は難しいのです。

なので私は、こうした見出しを観ない為にも広告型のニュースを避けているのです。

 

その記事を観る事は、私にとっては時間の無駄だからです。

その記事から得た情報を活用できないからです。

 

 

もちろん、休憩中のおしゃべりのネタとして知っておきたい、という理由がある場合など、全ての情報を生活やビジネスに活用するのではなく、単に暇つぶしなどの理由で芸能ゴシップを観る事を否定しているわけではありません。

 

その無料情報から得ている価値と、支払っている価値を比較した話をしているのです。

ですので良い悪いではなく、その価値の比較に折り合いがついているのなら、問題はありません。

 

 

 

 

 

 

■無料ソフト【価値のバランスが重要】

世の中には無料なのに、有料ソフトに近いほどの機能を兼ね備えたソフトも存在します。

動画編集ソフトなどは、その典型的な例かもしれません。

 

ちなみに私は、編集も殆どいらない場合も含めて、有料の動画編集ソフトを使用しています。

クロマキー処理などもできるソフトなので、今後活用していきたいと考えています。

 

さて、無料で高機能な動画編集ソフトですが、使い方が難しい場合が多いようです。

 

その根拠も簡単で、試しにGoogleやYouTubeなどで

「無料動画ソフト、使い方」

などで検索してみて下さい。

 

驚くほどたくさんの方が、無料動画編集ソフトの使い方を解説されている事と思います。

 

 

実は、無料で高機能な動画編集ソフトは、海外のソフトである事が多く、日本語用のプラグインなどを導入するなどして、機能を使いやすくする事で自分なりにアレンジ可能なものが多いです。

 

勉強も兼ねて、調べながら学んでいく事も良い事だと思いますが、もし結果である動画作成を成果物の1番とするならば、この方法は完全に間違っています。

 

 

動画を作る為に、動画編集ソフトの使い方を学ぶ時間にエネルギーの殆どを注ぎ込んでしまうからです。

 

動画編集で収入をあげていこう、動画編集を仕事にしよう、という人は

「初めから有料ソフトを選択する」

でしょうから、無料の動画編集ソフトを選択する人は、次のような人だと思います。

 

 

動画投稿などで情報をアウトプットしていきたい。
情報コンテンツの1つとして動画を活用したい。

このような目的のある人だと思います。

 

と同時に、動画編集ソフトにお金を掛けたくない。

とも考えている場合が多いでしょう。

 

 

この場合も、無料と有料で支払っている価値と、得ている価値のバランスを考える事をお勧めします。

 

先のような目的で動画編集をする人は、成果物である動画自体がご自身の価値を形式化したものだと思います。

 

有料ソフトのように、

・最初から日本語に対応している
・使用する機能が網羅されている
・操作性が良い、使いやすい

などの有料の価値を放棄する代わりに・・・。

 

使い方を学ぶなどの時間を支払ったり、
操作性などの手間

を支払っているのです。

 

ご自身で考えてみて、この価値同士のバランスが取れる方法を選択しましょう。

 

 

 

 

 

 

■まとめ

今回は無料で支払っている価値について説明しました。

無料とはいえ、支払っているものは存在するのです。

 

多くの方が、無料が好きだと思います。

もちろん私も無料が大好きです。

 

ですが、同時に無料でサービスを受けた場合や、コンテンツを使用する場合に支払っている対価も考えるようにしています。

 

有料の場合は理解しやすいのですが、無料の場合はマネタイズ方法などが見えにくくなっている為、理解しにくいように作りこまれています。

 

★こんなTweetをしました。

 

 

別の機会で詳しく掘り下げますが、現在は可処分所得の奪い合いの時代は終わり、可処分時間の奪い合いの時代です。

可処分時間とは、自分で自由に使える時間のことです。

 

その可処分時間を、多く自社のサービスを利用してもらう事で、いずれ収益をあげられる事が分かっているので、多くの企業やサービスが見かけ上は無料として、可処分時間を奪い合うサービスを提供しています。

 

 

時間の使い方も、お金の使い方と同様にじっくりと考えてみましょう。

 

 

 

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