合金組成とその特徴を知りたいです。
では組成の特徴を「簡単に」説明していきます。
今回は、「はんだの組成」について説明します。
鉛フリー化に伴って、合金組成の種類がたくさん増えました。
鉛フリー以前、つまり有鉛共晶はんだの頃は、はんだ組成は
63Sn 37Pb
または上記組成に微量のAgを添加
このような組成が主流でした。
まぁ、他に検討する候補も無いくらい、この組成が機械的にも電気的にも優れていたからです。
それでは、組成とその特徴、更には物質特性を簡単に解説していきます。
鉛フリーはんだ組成とその特徴
今回も、まずは下の図を見て下さい。

一言に「はんだ」といっても、色々な組成があることが解ります。
ですが、前回の記事で説明したとおり、基本的には「Sn」を主体とした合金を「はんだ」というのは変わりません。
- 融点を下げる為
- 硬度を上げる為
- 低コスト化
といったように、あらゆる金属を配合して合金化していきます。
はんだ合金はSn(錫)を主体に作られています。 しかし、なぜSnを主体に合金化しているのか知っていますでしょうか?あと、そもそも「はんだ」とはどんな合金なのでしょうか? 今[…]
はんだ組成の物質特性
更に詳しくはんだ組成を知る為に、世の中で流通しているはんだ組成の物質特性を見てみましょう。

現状では、Sn3.0Ag0.5Cu がよく使用されていますが、他の組成も色々な特徴があるのですね。
コストを度外視すれば、使用できる はんだ組成は数多く存在します。
それこそ10年保証を満了する為に、材料特性の優れたはんだ組成も存在します。
有名なところで言えば、Sb(アンチモン)入りの組成が有名ですね。
ですが基本的には企業は「営利目的」がありますので、コストが大きいのは問題となりやすいのです。
今、現状多く流通している組成ばかりが全てではありません。
製造している製品の保証年数や、目標とする耐久年数を加味して、はんだ組成は決めて下さい。
この記事は以上で終わりですが、もしも…
実装基板の事、はんだの事、電子部品の事を基礎から知りたい
のであれば、以下のリンクに簡単にまとめていますので参考にしてみてください。
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