気付くと3日坊主で終わってる。

習慣化できない。

自分ってダメな人間なのか?

 

こう思う事は誰でもあるはず。

習慣化する、習熟度を上げるには「正しいステップ」があるんです。

今回は、習慣化する方法をまとめました。

 

習慣化したい人は必見ですので、最後まで読んでみて下さい。

 

こんなTweetをしました。

 

 

 

エンジニア業務の中には、技術的な要素が必要な場合と技能的な要素が必要な場合の2通りがあります。

ここで重要になってくるのが、仕事の習熟度です。

 

しかし仕事の習熟度は、簡単に上げる事ができません。

それこそ長年の経験が必要になってくるからです。

 

しかし、そんなに時間をかける事無く習熟度を上げる方法が有るとしたら・・・

誰でも知りたいですよね。

 

 

今回は、

・習熟度を上げる為のステップは?

・習熟度が上がらない理由。

このような順序で説明していきたいと思いますので、最後までお付き合いください。

 

 

 

 

 

■習熟度を上げる為のステップ

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習熟度を上げる為には、「習慣化」が必要です。

早起き、ダイエット、禁煙など、習慣化にチャレンジした経験を持ちながら、成果を上げられなかった事って、誰でもあると思います。

 

習慣を定着させることが、非常に難しいとの印象を持つ人も多いと思います。

これは脳科学にも通じる事なのですが、習慣化というものは潜在意識の特性を理解する事で、簡単に身に付くという事を覚えておいてください。

 

でも、いきなり潜在意識とか精神論的な事を言われても、なんだかテンションが下がると思いますので、脳科学などの難しい話は無視して、習熟度を上げる為のステップについてのみ、話を進めていきましょう。

 

 

習熟度を上げる為のステップは

1、しらない状態(無意識)

2、知っている状態(意識)

3、できる状態(意識)

4、やっている状態(無意識)

の順で上がっていきます。

 

 

●歯磨きを例に説明

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突然ですが、歯磨きは毎日していますか?

していますよね。

 

 

では、歯磨きをしているときの様子を思い出してみてください。

 

これは毎日行っている動作なので、誰もがほとんど無意識で歯磨きができると思います。

これが4の「無意識でやっている」状態です。

 

 

では、今度は反対の手で歯磨きをする様子を想像してみてください。

実際に今日の歯磨きを、反対の手でやってみるのも良いと思います。

 

どうでしょうか?

とても違和感がありますよね。

 

 

手の動かし方、ブラシの毛先の行方、その他にもいろいろと考えながら、磨いたりするのではないかと思います。

これが3の「できる」と、2の「知っている」の状態です。

 

 

歯ブラシの動き、手の動きを意識しながらやらないと、うまくできない状態です。

つまり無意識ではできない状態、意識しながらできる状態です。

 

この状態では、習熟したとは言えませんよね。

 

 

最後の1の知らない状態では、歯磨きも、歯ブラシも知らないので、できるはずもありません。

 

余談ですが、ウチも子供が小さい時にこんなサービスがあれば良かった。。。

今の世の中、便利ですね。

さて、3の「できる」状態にあるとき、これを何日も続けることによって、ずっと感じていた違和感がなくなり、やがて「できる」から「やっている」状態になります。

つまり、意識的にできていたことが無意識で出来るようになります。

 

更に「無意識でやっている」状態が続いて極みに入ってくると、習熟度は更に高まりプロフェッショナルなレベルに到達します。

 

 

 

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かつて野球のイチロー選手が絶頂期にあったとき、

「良いバッターとは、どんなバッターか?」

と聞かれたとき、

 

イチロー選手は

「配給を読むよりも、むしろ自然体でバッターボックスに立って、来た球を無意識レベルで打つことができるバッター」

と答えました。

(セリフはうろ覚えですが、内容はこんな感じでした)

 

 

 

話を戻します。

習熟度を上げるステップは、無意識の知らない状態から始まり、次に意識レベルに上がって知っている・できる状態に変わり、習熟が進むと再度無意識レベルのやっている状態になります。

 

 

 

■習熟度が上がらない理由

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次に習熟度が上がらない理由について説明します。

学生時代の勉強や、卒業したばかりの新入社員、社会人になってから読書で理解した知識は、先ほどの2の「知っている」状態にあります。

 

学んだけれども、読んだけれども、知識レベルに留まっている状態ですので、まだ実践に移行する事が出来ていません。

知識はあっても「できない」のは、こういう理由からです。

 

 

実践に移行して、次の「できる」状態になります。

実際に一歩踏み出して、日々実践する事によって「できる」ようになります。

 

できるようになっている反面、まだ意識している状態なので、継続する為の意志が必要になります。

実はこのステップが大変で、多くの人が継続できなくなってしまうのです。

 

 

習熟度が上がらない最大の理由は、ここで継続をやめてしまう事なのです。

 

 

※ですので、Professional養成講座では、このステップにおいて多くの意志の力を必要としない方法、なるべく簡単に定着まで持っていく方法を限定動画の方でお伝えしていきます。

なぜわざわざ限定動画にしているか。には、理由があります。

それは、とても説明する事が多いのです。

ですので、それだけで動画2本分くらいになってしまいます。

今回は、仕事の習熟度の上げ方の全体像を説明していますので、話を先に進めたいと思います。

※詳しくは当社のvimeoチャンネルで確認してください。

 

■vimeoチャンネル

 

 

 

■習慣化を妨げる○○とは

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この大変なステップを抜け出す1つのヒントとしては、先ほど説明した違和感がキーワードです。

 

慣れていない事をやっているので、この違和感が起こります。

 

違和感を感じながら行動する事は、不慣れな感じで心地よくない状態かもしれません。

 

 

しかし一方では、「違和感があるという事は、新しい事に取り組んでいる証拠」なのです。

 

そして、不慣れな状態で取り組んでいるときの違和感こそが、キーワードだと言った最大の理由。

それは、この違和感が無くなってくることが、慣れが進んできたことを示すバロメーターでもある、という事です。

 

 

習熟度を上げている、上げようとする取り組みをはじめ、違和感を感じる。

その違和感を感じる1日を過ごしているという事は、それだけチャレンジしている証拠でもあります。

 

これはむしろ、歓迎すべき事です。

 

 

ネガティブに捉えずに、チャレンジの証として、変化の前兆として、ポジティブに捉える事が重要です。

 

ビジネスや人生で成功を収めるには、特別な才能や能力が必要と考える人は多いと思います。

しかし、それは間違っています。

 

 

 

 

■ドラッガーの言葉

著名な経営学者の、あのマネジメントの著者のピーター・ドラッガーの言葉です。

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少し長いですがお伝えします。

成果を上げるには、正確、強味、弱み、価値観、信条はいかようであっても良い。

成されるべき事を成すだけで良い。

成果を上げることは、習慣である。

したがって、他の習慣と同じように身につける事のできるものである。

そして身につけなければならないものである。

※引用)経営者の条件より

 

 

 

ドラッガーによれば、成果を上げる為には、天賦の才能を持つことではなく、

「1つ1つの良い習慣をしっかり身につける事に尽きる」

との事です。

 

ドラッガーは、膨大な研究をもとに執筆した人なので、この言葉は私たちに嬉しい説得力を持って響いてきますね。

 

 

※ドラッガーの本は、本当に一度は読んでおいた方が良いです。

生き方、考え方が変わります。

 

 

■まとめ

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それでは、今回のまとめです。

 

習熟度を上げる為のステップは

1、しらない状態(無意識)

2、知っている状態(意識)

3、できる状態(意識)

4、やっている状態(無意識)

の4つ。

 

習熟度が上がらない理由は、

できる状態を継続する意志の弱さ。

 

そしてそれを乗り越えるには、

感じた違和感をチャレンジしている証拠として、ポジティブに捉える事。

でした。

 

 

 

これで今回の学習は以上になりますが、Professional養成講座からの補足です。

習慣には繰返しのパワーがあります。

 

小さな習慣の繰り返し、それこそが大きな差を生みます。

 

 

<余談>

身体もだいぶん油断してヤバイし、運動を習慣化したいのですが・・・。。。(-_-;)

私自身、出来ていません(爆)

無理やりでも、ジムとか通うべきでしょうかねぇ。

カウンセリング無料だし、行ってみようかな。。。

 

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