今回は、「エンジニアが持つべき、たった2つの事」の「2つ目の重要な事」について説明していきたいと思います。
まだ「1つ目の重要な事」を確認していない人は、まずはそちらを見て頂きたいのですが、前回の内容を簡単におさらいします。
1つ目の重要な事とは、入口を間違えない事で、そのためには常に全体を確認する視野を持ち、入口を確認しながら仕事を進める事が必要。
入口を確認する事で、やり直しやミスが無くなり、仕事の結果は速く出せるようになる事。
このような内容でした。
こんなTweetをしました。
仕事してて気を付けている事。
「決めつけ」をやめる。どうせ、絶対、当然。
決めつけの言葉は、なるべく使わないようにしてます。なぜなら可能性が見えなくなってしまうから。
— Professional養成講座【エンジニア専用】 (@Profes_Engineer) August 16, 2020
■エンジニアは固定観念を捨てよう!

それでは「2つ目の重要な事」をお伝えします。
それは「固定観念を捨てる事」になります。
「あ~、はいはい。よく聞くアレね。」
「いろいろな書籍やネット等でも書いてありますよね。わかります。」
いえいえ、ちょっと待ってください。
確かに昔からよく聞くフレーズですが、最後まで少しお付き合いください。
観念は持っていて良いのです。
しかし、観念を固定して持っている事が、良くないのです。
前回もお伝えしましたが、「エンジニアが持つべき、たった2つの事」の重要なポイントは
「ゴールを明確にし、全体を見る視点を持つ」
だと説明しました。
そのために、観念を持つことは構いません。
固定して持っているのが、仕事の障壁になるのです。
ちょっと意味が分からないですよね。
ちゃんと説明します。
■足元を見過ぎ

その業務の担当者ほど、その業務の詳細に意識が向きます。
当たり前です。
詳細に目が行く事は、ゴールに向かって歩いている姿で例えれば、足元を見ている状態です。
実際でもそうですが、足元ばかり見て歩いていると目的であるゴールからズレやすくなります。
時には大きな障害に気付かずに、ぶつかってしまう事もあるでしょう。
業務の詳細部分である、足元に集中しすぎた為です。
しかし担当者にとっては、その詳細部分が非常に重要に見えるのです。
なぜなら、誰よりもその業務の内容を知っているから。
担当者は、その業務の詳細部分を自分が理解した時、その業務の全体性を理解した、と感じているからです。
■身近な事例(カーナビの場合)

身近な例で、説明しましょう。
車のカーナビってありますよね。
まずは、行きたい目的地にカーナビを設定します。
この目的地が、業務におけるゴールになります。
この時の現在地が、業務においてもスタート地点です。
カーナビの場合は、地図上に「パっ!」と現在地が示されるので楽ですよね。
仕事等の業務においては、現在地が何処なのか。
を確認する為に、現状把握を行います。
さてカーナビの場合、ここまで設定すれば「推奨5ルート」という。
ゴールまでの様々な行き方、が示されます。
ここで質問です。
この推奨5ルートの全てを完全に理解していないと…。
ゴールまで辿り着けませんか?
ルートを選んで決める事ができませんか?
違いますよね。
何となく理解してきましたでしょうか。
そうです。
業務において担当者が重要だと感じた詳細部分とは、この推奨5ルートなのです。
カーナビの場合でも、推奨5ルートの全ては理解していなくても、推奨ルートか、高速道路優先ルートか、距離優先ルートか、くらいの理解でルートを決めていませんか?
ちなみに私は、あまり考えてルート設定していないので、常に推奨ルートを選択しています。
詳細を確認する,という観念は持っていて良いのですが、それを固定して持っている事が良くないのです。
全体が、ぼやけてしまうからです。
固定するという言葉を、別の言葉に置き換えるならば
「こだわり」
と言い換えても良いかもしれません。
つまり、自分のやってきた業務の「こだわり」を捨てる事で、担当者が陥りがちな全体的な視野を取り戻す事ができるのです。
■こだわりを捨てる方法

では、どのようにして「こだわり」を捨てればよいか。
それは、報告を受ける・聞く、側の立場に立つ事です。
自分が担当してきた業務内容を、聞く側で説明されたとしたら。
と、客観的にこれまでの内容を確認する事で、自分が拘っていた部分を見つけやすくなります。
逆に足りない部分にも気付く事ができるでしょう。
そうしてブラッシュアップされた報告は、相手に伝わり易くなりますので、ダメ出し等のやり直し業務が減る事になります。
『でも、細かい部分を質問される事だってあるじゃないか!』
当然、報告する相手(上司)の性格や気質にも寄りますので、相手に最適な説明をする事が望まれます。
しかし、大前提として覚えておいて欲しいのは。
その業務を担当してきた貴方以上に、その業務に詳しい人は居ない。
という事実です。
基本的に報告相手(上司)は、その業務のゴールしか見えていません。
細かい部分を指摘される。
ダメ出しを食らう。
等の意見を貰ってしまう殆どの理由は、逆に貴方の現在地が伝わっていないのです。
貴方の現在地が正確に伝わっていないのに、経路上の詳細部分の説明に力を入れる。
だから相手からの指摘が多くなるのです。
自分の中の拘りを捨て、簡潔に最短ルートで説明する。
特に拘った部分を、どうしても説明したい場合は、最後におまけとして付け加える。
こうする事で、全体がすっきりと見渡せるようになり、自分も相手も説明が理解しやすくなります。
■まとめ

それでは、ここまでのまとめです。
今回は、「エンジニアが持つべき、たった2つの事」について、2つ目に重要な
「固定観念を捨てる事」
について説明しました。
以上、4つでした。
これで今回の学習は以上になりますが、Professional養成講座からの補足です。
何が観念として固定されているか、を見つけるのは簡単ではありません。
客観的に自分を見つめなおしても、足りない部分は見つけやすいのですが、拘りの部分を見つけるのは難しいです。
これには考える力を養う必要があります。
考える力の養い方については、まだ別の記事や動画で説明しますので、楽しみにしていてください。
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