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ノーマルモードノイズに有効な対策~アクロス・ザ・ラインコンデンサ~

品質解析若手担当者の中嶌です。

今回も引き続き、ノイズについて説明したいと思います。
タイトルにもあります、ノーマルモードノイズは、信号線の間に伝わるノイズの事です。

下図はノーマルモードノイズの回路です。
信号源とノイズ源が一つのループの中にあります。

図

 

【ノーマルモードノイズの問題】
ノーマルモードノイズがなぜ問題なのか?については当たり前なのですが、送りたい信号波形に別の波形がのってしまうので、任意の信号を負荷に伝送することができないことが問題となります。

誤動作のもとになったり、異常な電圧で機器がリセットしたり、こわれる事もあります。

【ノーマルモードノイズの対策】
ではノーマルモードノイズの対策について説明します。
一番よくつかわれるものが、アクロス・ザ・ラインコンデンサです。

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このように、装置(負荷)の手前を横切る道(アクロス・ライン)を作ってやると

ノイズは装置に行かず、電源に戻っていきます。

コンデンサはノイズのような高周波の電流には、インピーダンスが

Z=1/jωCなので小さくなります。

なので装置のインピーダンスより小さいアクロスザラインコンデンサを通って電流は流れます。

電流が流れるって言葉、よく思うのですが頭痛が痛いと同じ事言ってるような気がします。

余談でしたが今回はノーマルモードノイズに有効な対策のアクロスザラインコンデンサについて説明しました。

次回もお楽しみに!

 


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