品質解析業務担当の中嶌です。
私は、仕事柄他社の基板や部品の評価や工場の監査をすることが多いです。
工場の監査をする際にはQC工程表(図)とよばれる一枚の紙を、事前にいただきます。
QC工程表とは、
一つの製品について、原材料・部品の供給から、完成品となり、出荷されるまでの工
程を図示したものです。
下図参照)

引用:日本はんだ付け協会HP
この工程の流れに沿って、
①何を(管理項目)、②誰が、③いつ、④どこで、⑤どのように管理したらよいか
を定めているかが記載されています。
監査なんかしたことない!という方に今回監査のポイントとQC工程表の図記号の読み方まで情報を提供したいとおもいます。
【工程図記号の意味】
みなさん仕事などでフローチャートを書いたことありますでしょうか?
ひし形が「判断」を示すとか、四角は「処理」を示すだの各記号に意味がありましたよね?
QC工程図もこのように工程を分かりやすくするため、図示されます。
いかに基本的な例を記載します。

ちょっと読みにくいですかね(^^;)
覚えてほしいのはひし形は品質検査なんだ!という事
四角は数量の検査なんだという事です。○は加工です。ここら辺は良く出てくる記号なので知っておいて損はないです。
【QC工程図の読み方のポイント】
さて基本的な記号を覚えていただいたところで、実際の読み方についてお話ししようかと思います。
筆者はQC検定2級を昨年取得しました。その教科書に一番ページを割いて書かれていること、および実務経験や本STSの隊長佐竹氏にもコンサルいただいてQC工程図の読むときのポイントを一言で言うと
「QC工程図は、QC工程図に記載されていないところを着目する!」
です。うーんわかるようで分からないですよね?笑
なぜそんな風にひねくれたもののみかたをしないといけないか?というと、ほとんどの不良はQC工程表に書かれていない、異常な処置をしてしまったがために市場に不良品として流失してしまうからです。
したがって、異常処置までしっかり書かれており、何が異常か定義できている工程がよりよい工程表だといえます。
【異常の定義の明確にするための方法~4Mについて~】
QC3級の基本的な教科書には以上の定義を明確にする手法として
、生産の4つの要素である、
1.Man 人
2.Machine 機械・設備
3.Material 部品・材料
4.Method 方法
にわけて異常とはどんな状態か?を明確にしておくとよいとあります。
何故異常を明確に定義しないといけないかというと
あいまいな判断を極力抑えないと、後工程に不良品を流してしまう可能性が
高くなりますし、処置が遅くなり異常が拡大することもありうるからです。
ポイントとしては、
この工程は人が作業するんだから、何がないといけないんだろう?
この設備にはどのタイミングで、材料を補充するんだろう?
この部品はどのようにほかんするんだろう?
など、自分がこの工程の作業員になったつもりで、
ロールプレイしてQC工程表をみると、異常処置やQC工程表に書かれていないことが見つかりやすくなりますのでお勧めです。
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