自作リフロー炉を作ろう②~制作までの課題~

品質解析編担当の中嶌です。

今回も前回「自作リフロー炉を作ろう①~予算2万円~」のつづきで、

制作までの超えるべき課題を自分なりに考えてみました。

hardle

自作リフロー炉までの超えるべきハードル

 

大きく分けて3つの課題を感じてます。

まず、私が考えたのはオーブンを制御するので、

①火災には絶対注意が必要!!

fire

とおもい、電流値計算、電線の選定、SSRの放熱設計は必須と考えています。

特にSSRは半導体部品です。きちんと放熱を考慮しなければ、20A程度電流が流せるようなSSRであったとしても、全く放熱考慮しないと1/10程度の2A流せるかどうかというところになります。

電線はオーブン周りで、熱がこもりやすいような必要な個所には、耐熱性のある電線を使います。とけちゃうとこわいし。。

そのため、まず電流値計算(負荷計算)は必ず事前に実施しなければなりません。

SSRの選定にも役立つしこれは必須。

次に、

②Aruduino プログラミングの理解

aruduino

私は、プログラミング最近全くやってません。 😳

したがって、制御プログラムの理解は必須です。

では、最後の課題です。

③オーブンの温度分布の測定

温度分布

今回は、自作リフロー炉のため、加熱能力はW(ワッテージ)のみしかわかってないです。

したがって、熱電対を使い、初期のオーブンの庫内の温度分布をロガーで把握したいと思います。

イメージとしては、制御温度にたいして、数点ロガーで計測する温度の点と、どれだけ違うのか把握する・・・みたいな感じ。

初期値しらないのに、温度条件ふると、ひょっとしたら、オーブンのヒーターの場所によって温度差あるかもしれないからこれはやりたいと思ってます。

 

自作リフロー炉作成までのタスク

f5

ということで、さっきの3つをハードルを越えるためにタスクリストをつくってみました。 😛

①負荷計算

②SSRの放熱設計、SSR選定

③プログラミングの理解と実施

④部品購入(オーブン・SSR・ECUで2万以下=((¥7300+2000+6980))8月

⑤ECU・匡体・SSRの配線

この5つをクリアすればよいのか!なんとなく山が見えてきました! 🙂


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